千葉県 船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
今回はデスワークで腰痛に悩んでいる方に見て頂きたい、目が原因で腰痛が出ている症例についての話です。
当院の腰痛で通っている患者様なのですが、
視力に左右差があり、目を酷使すると腰痛の引き金となってしまっていた方がいます。
今現在は自覚症状的に腰痛はなく、メンテナンスで来ているのですが、ここに来るまではずっと腰痛に悩んでいたようです。
では、なぜ目の影響で腰痛が出やすいのか、その理由について説明していきます。
腰の痛みが視力の悪さから起こる理由
視力と腰痛の関係性でまず説明しなければならないのが、後頭下筋群です。
後頭下筋群は頭の付け根にある筋肉で、後頭骨と頚椎についています。
この筋肉は目と非常に関連が深い筋肉です。
なぜかと言えば、目の動きに同調して動くからです。
ですから、視力に左右差がある人は後頭下筋群の使われ方も左右で差が生まれるので、その結果、後頭下筋群の緊張に左右の偏りが出てきます。
そうすると、後頭下筋群の緊張が後頭骨を引っ張るので、後頭骨に歪みが出ます。
さらに、後頭骨が歪むと骨盤の真ん中の骨である仙骨も歪みます。
なぜなら仙骨と後頭骨は連動して動く性質を持っているからです。
仙骨が歪めば、仙骨の上にある背骨も歪みます。その結果腰痛が発生します。
このように目の影響が回りまわって腰まで痛くするという負のループが出来上がるわけです。
視力の左右差は如何ともしがたいので、定期的なメンテナンスは必要ですが、後頭下筋群を緩め、後頭骨の状態が良くなれば、仙骨の歪みも減り、腰痛に悩まされず過ごす事ができる可能性があります。
このように当院では腰痛を多角的に捉えて施術をしています。
もし、なかなか良くならない腰痛にお悩みなら、当院にご相談くださいませ。