千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
膝の痛みが中々抜けない人にはいろいろな特徴がありますが、その中でも無意識にやってしまっている行動がその原因となってしまっている事があります。
それは座り方です。
座り方と聞くと姿勢の問題と思う人も多いと思いますが、それ以前にあるクセが膝への負担を増強させてしまっています。
今回は膝の痛みが中々良くならない方のための座り方についてお話していきます。
膝が良くならない座り方とは?
膝が良くならない座り方とは、一体どんな座り方でしょうか?
皆様も電車で正面の座席に座っている人の足もとを見て頂けるとわかるかもしれませんが、意外に足の位置に差がある事に気付くと思います。
足を交差させたり、片足のみ前に行ったり、片足のみ外に開いていたり…
その中でも膝を痛めやすい座り方とは、足もとがつま先立ちになっている座り方です。
電車の座席は低いのであまり無いですが、それでも座っている時足もとがつま先立ちになっている人を時々見かけます。
このような方は膝が痛む人か、その予備群と言うことになります。
なぜ座り方で膝が痛くなるのか?
では、なぜこの座り方をしていると膝が痛くなるのでしょうか?
それは、ずっとつま先立ちをしているため、自然とふくらはぎの下腿三頭筋という筋肉が縮こまってしまい伸びなくなります。
そうすると、筋膜ラインを通して、ももの裏の筋肉が硬くなります。このもも裏の筋肉が硬くなると、膝の曲がりが著しく悪くなります。
また、下腿三頭筋が硬い事により、ふくらはぎの内圧が上がります。
ふくらはぎにはたくさんの筋肉が走行していて、その筋肉を覆う筋膜もしっかりしているため他の部位よりも圧力が高まりやすい部分です。
だから、ふくらはぎの内圧が上がることにより正座やしゃがみ込むの姿勢でつまり感が出て、膝がスッキリしない感じや痛みに繋がります。
座り方を変える簡単な解決方法
この座り方のクセがある人はいつまで経っても整体などに行っても痛みがぶり返す可能性があります。
では、どうしたら良いかと言いますと答えは単純で足裏をしっかり地面につける事です。
まずは座って正面を見据え、足の裏か地面についている事を意識してそのまま深呼吸を1回程深呼吸をしましょう。
これを座る時や長く座っているときなどに気付いたら行います。
足裏が地面についていることを体が覚えれば、自然と痛みも変わってくる可能性があります
この足裏をつける感覚が身につけば、膝のいたみも軽快してくる可能性があります。