千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
五十肩の痛みがなかなか良くならない人の中には防御反射が、肩の動きを制限してしまっている場合があります。
防御反射とは外界からの脅威に対して、身を守るように筋肉が収縮する作用です。
例えば殴られそうになると体を縮めて身を守ろうとしますが、これも防御反射の1つです。
特に五十肩の痛みが長く続いている人は、腕をあげると痛いという認識自体が脅威となってしまっているので、
ある一定の位置まで腕をあげると筋肉を固めて無意識に動きを制限してしまう人が多いのです。
このような人はこの過剰な防御反射によって引き起こされる制限を解除しないと、なかなか五十肩が良くならない傾向にあります。
防御反射は自律神経と関わりがあり、
体の緊張に関連がある交感神経と、
フリーズに関連がある一部の副交感神経の作用が関係しています。
ですからこのような肩の痛みには、筋、骨格の調整に加えて自律神肩の調整も重要になってきます。
特に過剰な防御反射がある方は細かく検査して自律神経の調整を行なっていく必要があります。
もし、なかなか良くならない五十肩の痛みで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、是非当院にご相談くださいませ。