肘の内側の痛みと脚の神経の関係…船橋市のオステオパシー整体

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千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。

 

今回は肘の内側の痛みについてのお話です。

 

肘の内側の痛みにはいろいろ原因がありますが、その中でも意外なものとして挙げられるのが神経です。

 

ちょうど肘の骨の内側には尺骨神経溝という溝があり、

この溝を通る尺骨神経が過剰に刺激される事により肘の内側に痛みを発生する事があります。

特に女性にありがちな、前腕が上腕に対して外側に向きやすい外反肘気味の人は、

肘の内側で尺骨神経が伸張されやすくなるため、余計に肘の内側が痛くなりやすくなります。

ただ、この肘の内側で神経が刺激されている状態は腕ではなく、意外な場所が原因で引き起こされている可能性もあるんですね。

 

それは坐骨神経です。

 

坐骨神経痛という言葉を聞いた事があるかもしれませんが、坐骨神経とは太ももの裏側などを走行する脚の神経です。

 

この神経が筋肉などにより圧迫されて伸張性がなくなることによって、 

腕の神経である尺骨神経を牽引してしまい、

そしてダメージの出やすい肘の内側で刺激され痛みを出すという経過をたどってしまうのです。

ですから、肘の内側に痛みがある人は坐骨神経の伸張性を促す事を行うと痛みが改善、もしくは楽になる事があります。

 

このように、腕の痛みも腕だけではなく、全身の繋がりを見て原因を探していく事が大事になってきます。

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