西船橋オステオパシー かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
以前内臓と姿勢の関係についてお話しましたが、今回は自律神経との関りも含め、もう少し詳しくお話したいと思います。
姿勢が悪いと自律神経に問題が生じ、内臓の不調につながるというお話をしましたが、
それは姿勢が悪くなることで背骨、頭蓋骨、仙骨に歪みが生じることによって発生します。
なぜなら、自律神経は背骨、頭蓋骨、仙骨から出てくるからです。
背骨(胸椎の1番~腰椎2番)からは交感神経が
仙骨、頭蓋骨からは副交感神経が出ます。
ちなみに交感神経は活動的に動く時や、防御反応を起こす時に働く神経で「昼間の神経」、
副交感神経は食事、寝るなどの体力回復が必要な時に働く神経で「夜の神経」です。
この内、現代人が優位になりやすいのは「交感神経」です。
なぜなら、現代人は原始時代のように、日が昇る内に働き、日が落ちるとともに寝るというような生活ができないため、人間本来のバイオリズムで生活できません。
だから、休息の時間が圧倒的に少なくなり、交感神経が優位な状態が続きやすいのです。
さらに、デスクワークが多くなった現代ではより姿勢に問題が出やすくなり、姿勢の影響で自律神経の乱れに拍車がかかります。
姿勢の悪さは背骨や仙骨、頭蓋骨の歪みだけでなく、お腹にある交感神経の集まる3つのポイントにも刺激を与えてしまい、より内臓の不調を助長します(お腹の3つのポイントについては動画をご覧くださいませ)。
このような問題も日ごろから運動をしている人は、エクササイズによって日ごろの姿勢の悪習が一度リセットされるので、比較的症状が発症しない、もしくは軽い方も多いです。
しかし、そのような習慣もない人は一度不調が出てしまうと運動をする余力もなくなるので、エクササイズのみでどうにかすることは難しくなります。
そこで、体を徒手的に「整える」必要が出てきます。
体が整った状態が維持できるようになれば運動は効果を上げるので、内臓の不調の予防になるはずです。
だから・・・
まずは整体などに行き、姿勢や自律神経の乱れを改善する事をお勧めします(^^)
という事で、姿勢と自律神経の関係性についてでした。
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