千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
五十肩と診断された人の中で、腕を上げる時に肩の後ろが痛くなる…
そんな人にの中には小腸が痛みが関係してる場合があります。
このような人は
○痛みが出る動作が日によって変わる。
○肩の後ろの方を押さえると痛みが少し治まる。
○日々悩みやストレスを抱えている。
○便秘気味である
などの特徴があります。
この場合、肩の後ろ、正確には肩甲骨の後ろなのですが、そこにある棘下筋という筋肉が肩の痛みの原因の1つとなっている事が多いです。
棘下筋は肩関節を安定させるための筋肉なので、棘下筋に問題が起きると肩関節が不安定になって肩に痛みが出る事があります。
よって、この筋肉が上手く機能して、肩関節が安定すれば痛みは改善するのですが、
棘下筋を緩めて機能性を改善しても痛みがすぐ戻ってしまう…そんな場合には、
棘下筋が直接の問題というわけではなく、棘下筋を弱くしている他の原因があるかもしません。
そこで、棘下筋を弱くする原因の1つとして挙げられるのが、最初にお話しした小腸です。
棘下筋は東洋医学的に見れば小腸と関連が深いです。
なぜなら、棘下筋を通る経絡(気の通り道)は小腸に関連のある経絡だからです。
つまり、東洋医学的に見れば棘下筋は小腸の影響を受けやすい所とも言え、
実際に小腸を調整する事により、肩の痛みが大きく変わる場合も多いです。
ただ、ストレスが小腸に大きく関係している場合は、ストレスに小腸ができる限り反応しない施術も必要になってきます。
このように五十肩などの痛みは原因が奥深い場合があるんですね。
ですから五十肩はいろいろな視点から症状を見ていく必要があります。
もし、五十肩の痛みでお悩みのようでしたら、是非ご相談くださいませ。