千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
首の痛みは非常に嫌なものです。首や肩は脳に近いので、痛みに敏感だからです。
さらに、デスクワークが多い現代では、首の痛みは仕事の大きな妨げになります。
皆様の中には首の痛みを解消するためにマッサージやリラクゼーションに通ったり、接骨院に頑張って通って首周辺を緩めてもらったり、首の牽引をしてもらっている人もいるかもしれません。
今回は、そのように首に手を施してもらっているにも関わらず、首が良くならない方に向けて送る内容となっております。
皆様は、首はどこまでが首なのかご存知ですか?
この認識が出来ているかいないかが、皆様の首の痛みに大きく関わっているのです。
解剖学的な首の位置
首は解剖学的には、頭と首の境目から、首の胸郭との境目のことで、一般的に頸部と呼ばれています。
首は背骨で言えば7つの頚椎で構成され、他の背骨よりも大きな可動域を持ちます。
機能的な首の位置とは?
しかし、機能的に見ると、実は首は胸椎の5番前後までが首の動きに大きく関わります。
なぜなら、首の筋肉は胸椎5〜6番まで付いていて、そこまでが首として活動するからです。
だから、首から下にも目を向けないと、いくら首を揉んでも牽引しても症状は改善しないのです。
首が痛い方への意識付け
もし、あなたがデスクワーク中に首が痛かったり、姿勢が悪いなと思ったら、まずは姿勢を正して、肩甲骨と肩甲骨の間の真ん中くらいから首だという意識を持って見てください。
その後にデスクワークに戻ると、首に対する負担が減少するはずです。
ただ、このような意識付けをしながらも胸椎やその周辺の組織を調整し、首の状態を良くする事をオススメいたします。
当院ではオステオパシーを中心に、胸椎をはじめ、その周辺の肋骨、筋、筋膜など丁寧に検査し、痛みの原因を見つけていきます。
ご質問等あれば、是非ご連絡くださいませ。