千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
コロナ渦の影響で、ジムではなく自宅でトレーニングしている人が増えています。
トレーニングの動画もユーチューブでたくさんアップされているので、それを利用して頑張っている人も多いと思います。
ただ、それと同時にトレーニングをして逆に体を痛めてしまう人が出てきているという事実もあり、当院でも自宅トレーニングで体を痛めたと言う人がいらしています。
特に在宅勤務をきっかけにトレーニングをはじめた30代以上の人に多いのですが、
では、なぜ体に良いはずのトレーニングをして体を痛めてしまうのか?その理由についてお話致します。
今のトレーニングが体に合っているかいないか確かめる方法
まず、皆様が行っているトレーニングが実際に体に合っているのかいないのか?それを確かめる方法をお伝えいたします。
方法は簡単で、トレーニングをする前に前屈、後屈をし体の柔軟性を確認して下さい。
そしてトレーニング後、その柔軟性が失われていたら、おそらくそのトレーニングはあなたに合っていないものと思われます。
良くあるのが腹筋なのですが、腹筋をしたあと前屈は行くけれども後屈が硬くなると言うことがあります。
これは腹筋をする事により、腹筋が硬くなり、筋の柔軟性が失われた事を意味します。
このような事を続けていけば、どんどん体は反れなくなり、腰痛を引き起こす可能性もあります。
よく、腰痛を改善するために腹筋を行ったら余計に腰が痛くなったという人がいますが、これは今やっている腹筋運動が体に合ってないからです。
どうして体に合わない運動が出てくるのか?
でも、このような人の中には昔は同じ運動しても全然大丈夫だったのにと思う人も多いと思います。
では、昔と今で何が違うかと言えば、それは体が連動して動いているかいないか、その違いが大きいです。
若い頃はある程度体の連動が出来ているので、無理をしても大丈夫なのですが、年齢を重ね、連動から逸脱した体の使い方が身に付いてしまっていると、
同じ運動をしても体が耐えきれず、柔軟性の欠如や痛みの原因になります。
もちろん、若い人やスポーツ選手でハードなトレーニングをしてもストレッチなどで柔軟性を維持している人もいますが、あまり無理をして連動から逸脱した事をしていると、故障やケガの原因になるのです。
正しい連動とは?
では、運動でちょっとした体を痛めてしまう人はどうしたらいいのでしょうか?
まずは正しい体の使い方を覚える事です。
そのためには連動から外れた運動はやらず、正しい連動に沿った運動を行うべきです。
では、正しい連動とはどのようなものでしょうか?
実は人間の体の動きにはある法則があり、その法則に則って動く事により体は健康になり、痛みもなくなって来ます。
例えば同じ腹筋でも、その連動に沿って行うだけでも柔軟性をアップさせる事が可能になります。
それだけ正しく体を連動させて動かす事は大事なのです。
もし、ご自分の運動が体を痛めている可能性があるなら、一度体の使い方を見直す必要があるかもしれません。